本来の自分の在処 に還る
大都会の喧噪のなか高輪の片隅、山門を入り常盤木の緑裕かな閑静な境内に佇み
木蔭の涼しさ、木洩れ日のやさしさに包まれ、清しい風に吹かれて鳥の囀りを聴く。
悠久の歴史の潮流に心を放てば本来の自分の在り処や生き方がみえてくるかもしれません。
小さな都合にしがみつけば苦しく哀しく口惜しくて堪らないことも
ちょっと見方を変えるだけでずいぶん違った景色にみえてくる。
大切な何かを失くした哀しみや想いどおりにならない苦悩葛藤、
不安や焦躁に曝され
傷つき疲れた心が癒され安らかさを取りもどして、
あしたへの希望と勇気が湧いて直向きに精一杯生きてみようと想う。
そんな気づきを、そしてあなたの心が安らかでありますようにと切に希っています。